Raspbianの環境構築

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約半年ぶりの更新になってしまいました。
プロセッサの高性能化(近代化)とメモリの増量に伴い、BeagleBoardなどとも見劣りしなくなってきたRaspberry Pi 2 Model Bを購入しました。
OSには、Raspbianを導入しましたが、普段使っているUbuntu Serverとの違いも大きいので、自分が困らない程度の差分修正をしました。

Ubuntuと同じく設定できるところもありますがそこは目をつぶって頂ければという感じです。。。

とりあえず、今の環境をさらしておきます。

apt-getのミラー変更

まずは、快適なアップデートのため、国内のミラーサーバを見る設定に変えます。

ここでは、下のように最初の1行をコメントアウトして、下記のように設定を変えました。

なお、ftp.jaist.ac.jpにおける実体は/pub/Linux/raspbian-archive/raspbian/のようですが、
シンボリックリンクがあるため、下記のアドレスで設定しても問題ないようです。
(個人的に、/pubディレクトリ配下を設定したい質なだけです。)
http://ftp.jaist.ac.jp/raspbian/

時刻設定

次に、時刻関連から設定します。
基本的に他の機器との整合性を持たせる場合には、JSTで設定しておくのが無難だと思います。
なので、下記コマンドを実行し、タイムゾーンの選択をします。

タイムゾーンの選択画面が出れば、
"Asia" -> "Tokyo" と辿って設定をしてください。

また、必要ならNTPもインストールして、NTPサーバも(ネットワーク的に)近い所に書き換えておきましょう。

デフォルトエディタの設定

次に、エディタですが、vimがいいので、デフォルトエディタをvimにします。

ここで、3を選択して、vimをデフォルトエディタへ変更します。

sudo時の環境変数

Ubuntuとの違いは、sudo時の環境変数の引き継ぎなどにあると思います。
まあ、1人でしか使わない場合はrootにも自分の設定をコピーする、
シンボリックリンクを張るなどやり方はあると思いますが、
複数アカウントで使っている場合など、どうしても引き継ぎをしたい場合には、
.zshrcや.bashrcに以下の設定を入れればうまくいきます。

上の一行の意味する所は、
sudo -Eが、実行ユーザーの環境変数の大部分をsudo後も引き継ぐというものになります。
また、-Eの後のスペースには、実行ユーザーのalias設定をsudo後も引き継ぐという意味があるので、
こちらも、伏して設定しておくことをお勧めします。

僕は、vi=’vim’というaliasを入れているので、結構、重要になってきます。
なので、上で紹介してきたコマンドのviはvimということになります。どうでも良いですが。。。

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